うたたね

その日、私は男友達の家にいました。
家が手狭になったという彼は、引越しを決意しその手伝いに
私は呼ばれた・・・というわけです。
お天気もよく、ある意味「片付け日和」だったその日。
私と彼は、黙々と作業を進めていきました。
重たいものは彼。
割れ物など細かいものは私。
私が引越しをしたときにも手伝ってくれたので、そのお返しにと
かなり頑張りました!
「ちょっと休憩しよう」
そう言われてコーヒーを出してもらいました。
ホッと一息。
・・・と思ったらポカポカ日差しが気持ちよくて・・・。
気がつくとうたたねをしていたようでした。
窓際で、ゴロンと横になっている自分に気がついた時
慌てて飛び起きました。
彼はお布団を掛けてくれていて
目を覚ました私に「窓際で寝るとか猫みたいだ」と笑っていました。
「でも、アダルト出会いが悪くなかった」
そういう彼に私は顔が真っ赤になってしまいました(苦笑)
可愛いでは無く「SMサイトは悪くない」という言葉だけで私の胸はドキドキでした。
もしかすると、そんな好意を持ってもらいたいと心の何処かで思っていたのかもしれません。
それから直ぐではありませんが、彼とは恋人同士になりました。
そして相変わらず私の「うたたね」はしょっちゅうでした。
どうやら、「うたたね」の原因は、日差しなどではなく、
「彼と居る事の安心感」からだったようです。